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■ビジネスプランコンテストに応募したきっかけを教えてください。
実は、新卒で入社した会社の社宅が赤羽にありましてその頃から北区には縁を感じていました。
そんな縁もあり創業者向けの支援が整った赤羽のコワーキングスペースアカコに入居していて、そこのスタッフさんから、北区ビジネスプランコンテストのことを聞きました。
創業してから北区に拠点をかまえていながら地域にフォーカスした活動をあまりしていなかったという課題も感じていたので、そういったところから応募に至りました。
■ビジコンに応募してよかったことを教えてください。
普段、私が仕事で関わる方達はITに精通している方がほとんどのため、機能面だったりを重点的に会話することを心がけていましたが、北区ビジネスプランコンテストに関わっている方々の多くは必ずしもITの専門家ではない方が多い印象でしたので、そういった方々に向けて自分が何をやりたいのか、このサービスでどういう影響が起こるのかという事を12分という自分の持ち時間でいかに集約し伝えるかを考える中で、どうやったらわかりやすく伝えられるか棚卸をして言語化する中で、伝え方、わかりやすさを改めて整理することができました。
また、他の参加者の皆さんのプレゼンを拝見して、熱量を感じることができて元気を頂いたり自分だったらどう事業化するかを考えたりして良い刺激にもなりました。
■ビジコンで受賞した後の事業の状況を教えてください。
うちの会社はBtoBの事業がメインなので良くも悪くも大きな影響はなく順調に活動をできています。
大きい会社さんと取引をする際に「ビジコンでこんな賞取ったり活動をしています」と伝えてそれなりに評価されたりする機会もちょこちょこありました。
それよりも、地域という点に着目できたことで自治体様向けのコンテンツに関わるモチベーションを感じ日本で初めてマイナンバーカードを使用して施設予約が出来るサービスの開発に関わることができました。
このサービスは、自治体が管理する施設予約をする際に、現地で本人確認を行わないと予約できず、利用者の利便性が低くなっているという課題を解決するサービスです。
このサービスの広げ方では、ビジネスプランコンテストで経験した「わかりやすく伝える」ということを参考にしています。
■今回、応募する方への応援メッセージをお願いします!
新しく事業を始める、起業をする、ということはみなさんが感じるよりも辛いことの方が多いというのが現実です。
本格始動をする前にビジネスプランコンテストを通じて現状を理解するのはとても良い機会だと思います。審査の段階でちゃんとその資料の提出を求められるので、それを第三者に見てもらって審査されるっていうことで、腰を据えて事業計画作ったりする 良いきっかけになると思います。
そこで仮に失敗したとしても、その課題が明確になるので、自分が今考えている事業プラン、事業計画に何が足りてないんだろうっていうのを見つめ直すことはとても貴重な経験です。
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