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■ビジネスプランコンテストに応募したきっかけを教えてください。
多感な子どもの成長期を生活圏で見届けながら働ける環境を見出そうと、起業を予定して会社を退職しました。
退職後に地域の様子を見ていると、子どもたちが放課後に自由を得られたり、自分の意思で行ける場所が少ないことが見えてきました。
北区ビジネスプランコンテストの応募に必要な計画が作成できる全10回の北区のセミナーを受けるうちに徐々に形になり応募しました。
■ビジコンに応募してよかったことを教えてください。
ビジネスプランコンテストで同時期に受賞されている方を初め、審査員の方々とご縁が出来て一緒にイベントを行う事ができました。
また受賞が掲載されたパンフレットや北区の広報に掲載されることで信頼力があがったと感じています。行政とのつながり方を知ったり、北区コミュニティビジネス交流会に登壇してそれを見た方がJimoKidsの仲間になったりとつながりが広がりました。
■ビジコンで受賞した後の事業の状況を教えてください。
築60年で2階建ての元石蔵を改装した石蔵秘密基地を拠点として活動しています。1階にはイベントなどができるオープンスペースがあります。
平日の放課後は、さまざまな素材や道具を「いじくり回す(=ティンカリング)」という語源から名づけられた「ティンカリングDay」という、大人も子どもも参加できる自由なモノづくり活動のほか、子ども向けのアート教室や書道教室などを曜日ごとに開催しています。
子どもたちが学校に行っている時間帯には、ママ向けの講座やスペース開放なども行っています。またクラウドファンディングや地域の人などから集まった書籍約600冊を並べ、貸し出し無料の「まちライブラリー」も併設しています。
2階には大人向けのコワーキングスペースを設置し、子どもだけでなく大人にとってもサードプレイスとして活用いただいています。
それぞれに協力者がいて、昨年開催した子ども向けの大型イベントでは普段は顔を合わせない別事業の協力者同士が助け合いイベントを運営しました。また北区や北区教育委員会、その他地域の団体や企業からも後援や協賛をいただきました。
■今回、応募する方への応援メッセージをお願いします!
ビジネスプランコンテストの提出に向けてプランを練る過程で、事業計画が整理され、やるべき優先順位も明確になります。
北区の起業家と知り合えたり、行政と連携できたり、近隣の方にも知っていただける機会にもなるため、ためらわずにぜひ応募してみてください。
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